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第7話 苦手なふたり(难办的两人)

放送日:2024.11.18難易度:N1冲刺


1. あらすじ(剧情导入)

【日文】

関すかんすうわさみみにした夏目なつめは、どこか悩まなやましげな相談そうだん乗るのることに。大学生だいがくせいあにいさみ突然とつぜん帰省きせいするも、外出がいしゅつばかりしていることが気がきがかりだという。妖怪ようかい好きすき祖父そふなか良くよく現実主義者げんじつしゅぎしゃいさみとは相性あいしょう悪かわるかった。お互いたがい苦手にがて思いおもい合うあう二人ふたりのために、夏目なつめとニャンコ先生せんせいいえ訪れおとずれる。そこで夏目なつめたちを待っまっていたのは、古いふるい屋敷やしき棲むすむ、あるよう存在そんざいだった。いさみ毎晩まいばん外出がいしゅつするのには、ようとの間にまに交わまじわされた、ある約束やくそくがあったのだ。現実げんじつ信じしんじないおとこと、妖怪ようかい信じしんじいもうと二人ふたり間にまによこたわるみぞと、それをつなぐものとは。夏目なつめたちは、兄妹きょうだいきずな取りとり戻すもどす手伝いてつだいができるのだろうか。

【中文】

听到关于多轨的传闻的夏目,决定倾听似乎有些烦恼的多轨的倾诉。据说大学生的哥哥·勇突然回老家,却总是外出,这让多轨很担心。多轨和喜欢妖怪的爷爷关系很好,和现实主义者的勇合不来。为了这两个互相觉得对方很难相处的两人,夏目和猫咪老师造访了多轨家。在那里等待着夏目的,是栖息在古老宅邸中的某只妖的存在。勇每晚外出,是因为与妖之间有着某个约定。不相信现实的男人和相信妖怪的妹妹。横亘在两人之间的鸿沟,以及连接两者的事物是什么呢?夏目等人,能帮助他们找回兄妹的羁绊吗?


2. 核心語彙(核心词汇)

番号単語読み方品詞意味例文
1愁ううれう他五/自五忧愁、担心、悲伤将来を愁う。(为将来忧愁。)
2誓いちかい誓言、约定誓いを守る。(遵守誓言。)
3見据えるみすえる他下一凝视、看准未来を見据える。(看准未来。)
4萌ゆるもゆる自五发芽、萌芽春の野に草が萌ゆる。(春天的原野上草儿发芽。)
5そよぐそよぐ自五微风拂动、轻轻摇动風に柳がそよぐ。(柳树随风摇曳。)
6安らぐやすらぐ自五安心、安乐心が安らぐ場所。(能让内心安宁的地方。)
7因縁いんねん因缘、因果因縁深い二人。(因缘很深的两个人。)
8健やかすこやか形動健壮、健康健やかな成長。(健康的成长。)
9愚かおろか形動愚蠢、糊涂愚かな行い。(愚蠢的行为。)
10淡いあわい淡淡的、微弱的淡い期待を抱く。(抱有淡淡的期待。)
11きずな羁绊、纽带二人の絆は深い。(两人的羁绊很深。)
12あかし证据、证明友情の証。(友情的证明。)
13朽ちるくちる自上一腐朽、腐烂古い木橋が朽ちる。(古老的木桥腐朽了。)
14霞むかすむ自五朦胧、模糊遠くの山が霞む。(远山朦胧。)
15運命うんめい命运運命に逆らう。(违抗命运。)
16歩み寄るあゆみよる自五走近、靠近、妥协互いに歩み寄る。(互相让步。)
17化物ばけもの怪物、妖怪古い屋敷に化物が出る。(老房子里出怪物。)
18嘆くなげく他五/自五叹息、哀叹不幸を嘆く。(哀叹不幸。)
19滅ぶほろぶ自上一灭亡、灭绝国が滅ぶ。(国家灭亡。)
20辿るたどる他五沿着走、追寻記憶を辿る。(追寻记忆。)

3. 文法精講(语法精讲)

1. ~ざるをえない

【接続】 動詞ない形 + ざるをえない(する→せざるをえない) 【意味】 不得不……、不能不…… 【例文】

  • 証拠があるので、彼が犯人だと認めざるをえない。(因为有证据,不得不承认他是犯人。)

【注意点】

  • 表示虽然不情愿但不得不做,书面语,N1重点语法。

2. ~すら/ですら

【接続】 名 + すら/ですら 【意味】 连……都、甚至…… 【例文】

  • 彼は自分の名前すら忘れてしまった。(他连自己的名字都忘了。)

【注意点】

  • 举出极端例子以推测其他,比さえ更书面、更强。

3. ~にほかならない

【接続】 名/普通形 + にほかならない 【意味】 无非是……、正是……、不外乎 【例文】

  • 彼の成功は、日頃の努力の賜物にほかならない。(他的成功无非是平日努力的结晶。)

【注意点】

  • 表示强烈的断定,不是别的正是……,书面语。

4. ~せめてもの

【接続】 せめてもの + 名 【意味】 至少的……、最低限度的…… 【例文】

  • せめてもの慰めは、家族がそばにいてくれることだ。(至少的安慰是家人在身边。)

【注意点】

  • 表示最低程度的、聊胜于无的,含无奈语气。

5. ~はおろか

【接続】 名 + はおろか 【意味】 别说……就连……、不用说…… 【例文】

  • 彼は漢字はおろか、ひらがなもあやしい。(他别说汉字,就连平假名都不太会。)

【注意点】

  • 前项更不必说了,连后项也……,后项程度更低。

6. ~ときたら

【接続】 名 + ときたら 【意味】 说起……、提到……(话题) 【例文】

  • 最近の若者ときたら、礼儀を知らない。(说起现在的年轻人,真是不懂礼貌。)

【注意点】

  • 将某人或某物作为话题提出,后项多为不满、责备、惊叹等。

7. ~あっての

【接続】 名 + あっての + 名 【意味】 有了……之后才……、因为有……才有…… 【例文】

  • 苦しい時代があっての今の幸せだ。(正因为有了苦难的时代,才有今天的幸福。)

【注意点】

  • 强调前项是后项存在的必要条件,后项多为积极结果。

8. ~かと思うと/かと思ったら

【接続】 動詞た形 + かと思うと/かと思ったら 【意味】 刚一……就……、以为……却…… 【例文】

  • 空が暗くなったかと思うと、激しい雨が降り出した。(天刚一黑,就下起了大雨。)

【注意点】

  • 表示前后两个动作几乎同时发生,变化迅速。

4. 名言・名セリフ(经典台词)

セリフ1

【原文】 人と妖の間には、越えられない壁があるのかもしれない。だけど、心でつながることはできる。

【訳】 人与妖之间,或许有着无法跨越的壁垒。但是,心是可以相连的。

【文法解説】 「~のかもしれない」表推测;「だけど」表转折;「つながる」是N1词汇。


セリフ2

【原文】 長い時間が過ぎても、忘れられない想いというものがある。

【訳】 即使经过了漫长的时间,也有无法忘怀的思念。

【文法解説】 「~ても」表让步;「忘れられない」是可能形;「というものがある」表有这样的东西。


セリフ3

【原文】 名前はその人の本質そのものだ。名前を知ることは、その人を知ることに等しい。

【訳】 名字就是那个人的本质本身。知晓名字,等同于知晓那个人。

【文法解説】 「そのもの」表本身;「~に等しい」表等同于;「こと」名词化。


セリフ4

【原文】 私には、守らなければならないものがある。たとえそれがどんなに困難であっても。

【訳】 我有必须守护的东西。无论那有多么困难。

【文法解説】 「~なければならない」表必须;「たとえ~ても」是N1语法,即使……也。


セリフ5

【原文】 さよならはいつも突然に。だけど、またいつか会えると信じている。

【訳】 离别总是突如其来。但是,我相信总有一天还会相见。

【文法解説】 「いつも突然に」=总是突然;「だけど」表转折;「~と信じている」表相信。


セリフ6

【原文】 夢のような時間は、いつか終わりが来るものだ。だけど、その記憶はずっと心に残る。

【訳】 如梦般的时光,总有一天会结束。但是,那份记忆会一直留在心中。

【文法解説】 「~ような」表比喻;「いつか」表总有一天;「心に残る」惯用句,留在心中。


セリフ7

【原文】 孤独は辛いけれど、大切な人ができれば、それだけで十分だ。

【訳】 虽然孤独很痛苦,但如果有了重要的人,仅此就足够了。

【文法解説】 「~けれど」表转折;「~できれば」表假定;「それだけで十分だ」表仅此就足够了。


セリフ8

【原文】 手を伸ばせば届く距離にいるのに、なぜか遠く感じる。そんな時もあるものだ。

【訳】 明明就在伸手可及的距离,却不知为何感觉遥远。也有这样的时候。

【文法解説】 「手を伸ばす」惯用句;「のに」表逆接;「~ものだ」表感叹。


5. 聴解練習(听力练习)

以下は本編の内容に関する質問です。音声を聞いて、正しい答えを選んでください。

質問1:第一話で、夏目は妖から何をもらいましたか。

A. 不思議な灰 B. 古いお皿 C. 妖の粉 D. 金色の櫛

答えと解説 **答え:A** 夏目は名を返した妖から礼として「不思議な力を持つ灰」を譲り受けました。

質問2:ミニチュアのニャンコ先生の置物の正体は何ですか。

A. 猫の霊 B. 仏像の破片の妖 C. 子供のおもちゃ D. 灰の精

答えと解説 **答え:B** 置物に宿っていたのは、かつて仏像の破片だったという妖です。

質問3:田沼はどこで何者かと目が合ったと言っていますか。

A. 庭で B. 押入れの奥で C. 屋根の上で D. 廊下で

答えと解説 **答え:B** 田沼は「押入れの奥で何者かと目が合った」と言っています。

質問4:ミニニャンコ先生は最後にどこへ行きましたか。

A. 森の中へ B. 本来の場所へ帰った C. 川の底へ D. 空へ飛び去った

答えと解説 **答え:B** ミニニャンコ先生は本来の場所へ帰るため、夏目たちの家を去りました。

6. 会話練習(口语练习)

本集の場面を参考に、以下の会話を音読してみましょう。自然なイントネーションとリズムを意識して練習してください。

夏目:ニャンコ先生、この灰、本当に不思議な力があるんですか。     猫咪老师,这个灰真的有不可思议的力量吗?

ニャンコ先生:ああ、妖の言うことだからな。嘘をついて得はないだろう。     嗯,毕竟是妖怪说的话。撒谎也没什么好处吧。

夏目:じゃあ、これで何か作ってみましょうよ。せっかくもらったんだし。     那我们用这个做点什么吧。好不容易拿到的。

ニャンコ先生:よし、俺の置物を作るのだ!立派なものにしろよ。     好,做我的摆件!要做个气派的啊。

夏目:わかりましたよ。でも、そんなに大きくはできないかも。     知道啦。但是,可能做不了那么大。

ニャンコ先生:ふん、まあ、手のひらサイズでも仕方ない。早く作れ。     哼,算了,手掌大小也没办法。快点做。

練習のポイント:

  • 夏目の話し方:柔らかく丁寧な口調、遠慮がちな表現に注意
  • ニャンコ先生の話し方:少し大げさで、時に生意気な口調を真似してみる
  • 感情の起伏:喜び、悲しみ、驚きなど、場面に合わせてトーンを変える

7. 確認テスト(课后小测)

次の質問に答えて、学習した内容を確認しましょう。(全10問)

問題1:「愁う」の読み方は次のどれですか。

A. かなう B. うれう C. なやむ D. くるう

答えと解説 **答え:B** 「愁う(うれう)」は「心配する、悲しむ」という意味のN1語彙です。

問題2:「依代」の読み方と意味はどれですか。

A. いだい/代理人 B. よりしろ/神霊が宿るもの C. いよう/言い伝え D. えだい/縁談

答えと解説 **答え:B** 「依代(よりしろ)」は「神霊などが一時的に宿る対象物」のことです。

問題3:「~ざるをえない」の意味はどれですか。

A. ~する必要はない B. ~しなければならない C. ~するつもりはない D. ~してもよい

答えと解説 **答え:B** 「~ざるをえない」は「やむをえず~する、しなければならない」という意味のN1文法です。

問題4:「かつて」の意味はどれですか。

A. 今でも B. かならず C. 以前は、かって D. すぐに

答えと解説 **答え:C** 「かつて」は「以前、過去に」という意味の副詞です。

問題5:「経緯」の読み方はどれですか。

A. けいい B. きょうい C. けいわ D. きんかん

答えと解説 **答え:A** 「経緯(けいい)」は「物事の経過、いきさつ」という意味のN1語彙です。

問題6:「~おそれがある」の使い方として正しいのはどれですか。

A. この薬を飲めば、治るおそれがある。 B. 明日は晴れるおそれがある。 C. 大雨で土砂崩れのおそれがある。 D. 成功するおそれがあるので、頑張ろう。

答えと解説 **答え:C** 「~おそれがある」は「悪い結果になる可能性がある」という意味で、悪いことにしか使いません。

問題7:「たどり着く」の意味はどれですか。

A. すぐに到着する B. 困難を経てようやく到着する C. 途中で引き返す D. 何度も行く

答えと解説 **答え:B** 「たどり着く」は「苦労しながら、ようやく目的の場所に着く」という意味です。

問題8:「せめて」の意味はどれですか。

A. 必ず B. せっかく C. 少なくとも D. すくなくとも

答えと解説 **答え:C** 「せめて」は「最低でも、少なくとも」という意味で、希望の最低ラインを表します。

問題9:「~きらいがある」の意味はどれですか。

A. ~が好きだ B. ~する傾向がある C. ~が嫌いだ D. ~を恐れている

答えと解説 **答え:B** 「~きらいがある」は「~という傾向がある」という意味で、多くの場合悪い傾向に使います。

問題10:「~にほかならない」の意味はどれですか。

A. ~以外にもある B. ~に違いない C. まさに~である D. ~とは限らない

答えと解説 **答え:C** 「~にほかならない」は「まさに~だ、~以外の何ものでもない」という強い断定を表すN1文法です。

8. コラム(拓展阅读)

🎌 名前の力と日本の言霊信仰(名字的力量与日本的言灵信仰)

【日本語】

「夏目友人帳」の世界では、「名前」は非常に重要な意味を持っています。妖怪たちは自分の名前を書かれると、その人に従わなければならなくなる。名前を返してもらうことは、自由を取り戻すことに等しい──。

この設定は、日本に古くから伝わる「言霊(ことだま)信仰」に根ざしています。言霊信仰とは、言葉には霊的な力が宿り、言葉で発したことが現実になるという考え方です。特に「名前」は、その人や物の本質を表す最も重要な言葉であり、名前を知ることはその存在の力を操ることができると信じられてきました。

日本神話にも、名前をめぐる物語は数多くあります。イザナギとイザナミが国生みの神々を生む際、まず名前が与えられ、それによって神格が定まっていきます。

民間信仰の世界でも、「真名(まな)」と呼ばれる本当の名前は、他人に知られてはならない大切なものでした。名前を知られると、その人に対して呪いをかけたり、支配したりすることができると恐れられていたのです。

「夏目友人帳」における「名前を返す」という行為は、ただ自由を与えるだけでなく、「あなたの存在を認める」という深い意味を持っているのです。

【中文】

在《夏目友人帐》的世界中,"名字"具有极其重要的意义。妖怪们的名字被写下后,就必须服从那个人。拿回名字就等同于重获自由——。

这一设定根植于日本自古以来流传的"言灵信仰"。所谓言灵信仰,是指相信语言中寄宿着灵力,说出口的话会变为现实的思想。特别是"名字"是代表某人或某物本质的最重要的语言,人们相信知晓名字就能操纵该存在的力量。

日本神话中,围绕名字的故事也不胜枚举。伊邪那岐与伊邪那美诞生国土之神时,首先被赋予名字,由此确定神格。

在民间信仰的世界里,被称为"真名"的本名是绝不能让他人知道的重要之物。人们害怕被知道名字后,就会被诅咒或被支配。

《夏目友人帐》中"归还名字"这一行为,不仅仅是给予自由,更蕴含着"承认你的存在"这一深刻的意义。

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