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第4話 違える瞳(异变之瞳)
放送日:2017年5月3日|難易度:N2冲刺 + N1进阶
1. あらすじ(剧情导入)
【日文】
街中で名取(なとり)の紙人形を見つけた夏目とニャンコ先生。そこには場所と時間だけが書かれていた。名取の身を案じた夏目は、誰宛かもわからないまま記された場所へ向かい、月子(つきこ)という女性と出会う。 。 。雨に濡れる夏目を心配した月子は、傘を貸すために自宅へと招き入れる。そんな中、天井から何やら大きな音が聞こえる。月子曰く、近頃不審な音が度々聞こえ気になっているという。 。 。実は月子は、最近妖怪が見えなくなり廃業した祓い屋(はらいや)で、名取の師匠ともいえるタクマの娘だった。屋敷には、タクマがかつて使役していた式神が複数いるという。
【中文】
夏目和猫咪老师在街上发现了名取的纸人偶,上面只写着地点和时间。担心名取安危的夏目,连收件人是谁都不知道就前往了写下的地点,在那里遇到了一位名叫月子的女性。
担心被雨淋湿的夏目的月子,为了借伞而把他请进了自家。这时,从天花板传来了奇怪的巨响。据月子说,最近经常听到可疑的声音,让她很在意。
其实月子是最近因为看不见妖怪而停业的除妖师,也是可以称为名取师父的拓间的女儿。宅邸里还有好几只拓间曾经使唤过的式神。
2. 核心語彙(核心词汇)
| 番号 | 単語 | 読み方 | 品詞 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 紙人形 | かみにんぎょう | 名 | 纸人偶 | 名取の紙人形。(名取的纸人偶。) |
| 2 | 記す | しるす | 他五 | 写下、记录 | 場所と時間が記されている。(写着地点和时间。) |
| 3 | 身を案じる | みをあんじる | 連語 | 担心安危 | 友の身を案じる。(担心朋友的安危。) |
| 4 | 宛 | あて | 名 | 收件人、收信人 | 誰宛かわからない手紙。(不知道给谁的信。) |
| 5 | 出会う | であう | 自五 | 相遇、遇见 | 街角で友人に出会う。(在街角遇到朋友。) |
| 6 | 雨に濡れる | あめにぬれる | 連語 | 被雨淋湿 | 傘がなくて雨に濡れる。(没伞被雨淋。) |
| 7 | 心配 | しんぱい | 名・形動・他サ | 担心、挂念 | 家族の健康を心配する。(担心家人的健康。) |
| 8 | 傘を貸す | かさをかす | 連語 | 借伞 | 傘を貸してください。(请把伞借给我。) |
| 9 | 招き入れる | まねきいれる | 他下一 | 请进来、招待入内 | 客を客間に招き入れる。(把客人请进客厅。) |
| 10 | 天井 | てんじょう | 名 | 天花板 | 天井から音がする。(从天花板传来声音。) |
| 11 | 何やら | なにやら | 副 | 总觉得、不知为何;某种 | 何やら変なにおいがする。(总觉得有怪味。) |
| 12 | 近頃 | ちかごろ | 名・副 | 最近、近来 | 近頃は忙しくて休めない。(最近忙得不能休息。) |
| 13 | 不審 | ふしん | 名・形動 | 可疑、奇怪 | 不審な人物。(可疑的人。) |
| 14 | 度々 | たびたび | 副 | 屡次、多次 | 度々失敗する。(屡次失败。) |
| 15 | 廃業 | はいぎょう | 名・自他サ | 停业、歇业 | 病気で店を廃業する。(因病停业。) |
| 16 | 祓い屋 | はらいや | 名 | 除妖师、驱魔师 | 祓い屋の仕事。(除妖师的工作。) |
| 17 | 師匠 | ししょう | 名 | 师傅、老师 | 料理の師匠につく。(拜料理师傅为师。) |
| 18 | 使役 | しえき | 名・他サ | 使唤、役使 | 式神を使役する。(使唤式神。) |
| 19 | 式神 | しきがみ | 名 | 式神(阴阳师驱使的灵体) | 式神を操る。(操控式神。) |
| 20 | 複数 | ふくすう | 名 | 复数、好几个 | 複数の候補者。(好几个候选人。) |
| 21 | 名取周一 | なとりしゅういち | 名 | 名取周一(人名) | 俳優の名取周一。(演员名取周一。) |
| 22 | 月子 | つきこ | 名 | 月子(人名) | タクマの娘・月子。(拓间的女儿月子。) |
3. 文法精講(语法精讲)
① ~にしたがって/に従って
【接続】 名/動詞辞書形 + にしたがって 【意味】 按照……、根据……;随着…… 【例文】
- 記された場所へ向かう。(朝着记下的地方走去。)
- マニュアルに従って操作してください。(请按照说明书操作。)
- 年を取るに従って、記憶力が衰える。(随着年龄增长,记忆力衰退。)
【注意点】
- 表示"按照指示、规则、命令"时,用「に従って」
- 表示"随着变化"时,与「につれて」「と共に」类似
② ~を案じる
【接続】 名 + を案じる(あんじる) 【意味】 担心……、挂念…… 【例文】
- 名取の身を案じた夏目。(担心名取安危的夏目。)
- 遠く離れた家族の身を案じる。(挂念远方的家人。)
【注意点】
- 「案じる」是书面语,表示深深担心、挂念
- 「身を案じる」是固定搭配,表示"担心安危"
- 口语中常用「心配する」
③ ~たりとも/~たりとも~ない
【接続】 数詞 + たりとも + 否定表現 【意味】 即使……也不……、哪怕……也不…… 【例文】
- 一刻たりとも無駄にできない。(一刻也不能浪费。)
- 誰たりとも入ることは許されない。(任何人都不允许进入。)
【注意点】
- 表示强调"哪怕最小的数量、程度也不……"
- 后面必须接否定形式
- 书面语、较生硬的表达
④ ~によると/~によれば
【接続】 名 + によると/によれば 【意味】 据……说、根据…… 【例文】
- 月子曰く、近頃不審な音が度々聞こえるという。(据月子说,最近经常听到可疑的声音。)
- 天気予報によると、明日は雨だそうだ。(据天气预报说明天有雨。)
【注意点】
- 「曰く(いわく)」是古语,意思是"曰、说道",常用于转述他人的话
- 后面常接「という」「そうだ」「らしい」等
⑤ ~といえば/というと
【接続】 名/普通形 + といえば/というと 【意味】 说起……、提到…… 【例文】
- 名取の師匠ともいえるタクマの娘。(也可以称为名取师父的拓间的女儿。)
- 日本といえば、桜を思い出す。(说到日本就想到樱花。)
【注意点】
- 用于接过话题,展开联想或进一步说明
- 「といえる」表示"可以说……、称得上是……"
⑥ ~かつて
【接続】 かつて + 動詞た形/~だった 【意味】 曾经、以前 【例文】
- タクマがかつて使役していた式神。(拓间曾经使唤过的式神。)
- かつてここにお城があった。(以前这里有一座城。)
【注意点】
- 副词,表示过去曾经有过的事情
- 书面语,口语中常用「昔(むかし)」「以前(いぜん)」
- 常与「~たことがある」「~だった」搭配
⑦ ~において/における
【接続】 名 + において/における 【意味】 在……(方面、场所、时间) 【例文】
- 祓い屋の世界において、タクマは有名だった。(在除妖师的世界里,拓间很有名。)
- 会議における発言は記録される。(会议上的发言会被记录。)
【注意点】
- 表示场所、时间、领域等,比「で」更正式
- 修饰名词时用「における + 名」
- 多用于书面语、正式场合
⑧ ~べき
【接続】 動詞辞書形(する→すべき) + べき 【意味】 应该……、应当…… 【例文】
- 式神は、解約の儀を行うべきだ。(式神应该进行解约仪式。)
- ルールは守るべきだ。(应该遵守规则。)
【注意点】
- 表示从道义、常识上判断应该做某事
- 「べきではない」表示"不应该……"
- 不用于说话人自身的动作
4. 名場面セリフ(经典台词)
①
「名取の紙人形だと? 場所と時間しか書いてない……。誰宛のメッセージだ?」 ——ニャンコ先生
【中国語訳】 "你说是名取的纸人偶?只写了地点和时间……是给谁的留言呢?" ——猫咪老师
【文法解説】
- 「~だと?」:你说……?表示惊讶、反问
- 「~しか~ない」:只有……、仅仅……
- 「誰宛(だれあて)」:给谁的、收件人是谁
②
「名取が危ないのかもしれない。放っておけない。」 ——夏目貴志
【中国語訳】 "名取说不定有危险。我不能置之不理。" ——夏目贵志
【文法解説】
- 「~のかもしれない」:说不定……、也许……
- 「放っておく(ほうっておく)」:置之不理、放着不管
- 「~ない」:不能……、不可以……
③
「雨に濡れては困ります。どうぞ、中へ入ってください。傘をお貸ししますから。」 ——月子
【中国語訳】 "被雨淋着可不行。请进屋里来吧。我借伞给您。" ——月子
【文法解説】
- 「~ては困る」:……的话可不行、……的话不好办
- 「どうぞ」:请
- 「お~します」:自谦语,我为您做……
- 「お貸しします」:我借给您
④
「すみません、突然お邪魔して……。」 「いえ、構いませんよ。むしろ、話し相手ができて嬉しいです。」 ——夏目貴志と月子
【中国語訳】 "对不起,突然打扰您……" "哪里,没关系的。反而我很高兴能有人说说话。" ——夏目贵志与月子
【文法解説】
- 「お邪魔する(おじゃまする)」:打扰、拜访
- 「構いません(かまいません)」:没关系、不介意
- 「むしろ」:反而、倒不如说
- 「話し相手(はなしあいて)」:聊天的对象
⑤
「お父様は、立派な祓い屋でした。その娘である私も、見えていた頃は、手伝いをしていました。」 ——月子
【中国語訳】 "我父亲是一位优秀的除妖师。作为他女儿的我,在还能看见的时候,也给他帮忙。" ——月子
【文法解説】
- 「お父様(おとうさま)」:令尊、父亲(敬语)
- 「立派(りっぱ)」:优秀的、出色的、了不起的
- 「~である」:是……(书面语,比「だ」正式)
- 「~ていた頃(ころ)」:在……的时候
⑥
「見えなくなってしまったんですか? それは……、寂しいでしょうね。」 ——夏目貴志
【中国語訳】 "变得看不见了吗?那……一定很寂寞吧。" ——夏目贵志
【文法解説】
- 「~てしまった」:(结果)变得……了,带有遗憾的语气
- 「それは」:那可真是……(表示同情、同感)
- 「~でしょうね」:……吧、……呢,表示推测或共感
⑦
「式神たちは、きっとお父様の帰りを待っているんです。だから、音を立てるんです。」 ——夏目貴志
【中国語訳】 "式神们一定是在等您父亲回来。所以才会发出声音。" ——夏目贵志
【文法解説】
- 「きっと~んだ」:一定是……(表示推测、判断)
- 「帰りを待つ」:等待回来
- 「音を立てる(おとをたてる)」:发出声音
- 「だから~んだ」:所以才……(说明理由)
5. 聴解練習(听力练习)
問題1
夏目はなぜ記された場所へ向かいましたか?
- A. 名取に会いたかったから
- B. 名取が危ないのではないかと心配だったから
- C. 月子に会いたかったから
- D. 雨宿りをしたかったから
答え:B
解説:「名取の身を案じた夏目」「放っておけない」と言っています。
問題2
月子はどうして夏目を家に招き入れましたか?
- A. 夏目が友達の知り合いだったから
- B. 雨に濡れていた夏目が心配だったから
- C. 祓い屋の仕事を手伝ってほしかったから
- D. 式神の相談に乗ってほしかったから
答え:B
解説:「雨に濡れる夏目を心配した月子は、傘を貸すために自宅へと招き入れる」とあります。
問題3
月子の父・タクマは何をしていた人ですか?
- A. 医者
- B. 教師
- C. 祓い屋
- D. 作家
答え:C
解説:「名取の師匠ともいえるタクマ」「立派な祓い屋でした」とあります。
問題4
月子はなぜ廃業しましたか?
- A. 病気になったから
- B. 結婚したから
- C. 妖怪が見えなくなったから
- D. お父様に反対されたから
答え:C
解説:「最近妖怪が見えなくなり廃業した祓い屋」と説明されています。
問題5
屋敷から変な音がするのはなぜだと夏目は考えましたか?
- A. 式神が父の帰りを待っているから
- B. 悪い妖怪が入り込んでいるから
- C. 屋敷が古くなっているから
- D. 月子の幻聴だから
答え:A
解説:「式神たちは、きっとお父様の帰りを待っているんです。だから、音を立てるんです」と夏目が言っています。
6. 口語練習(口语练习)
場面:お宅に訪ねる・お邪魔する
【会話文】
A: ごめんください。 (有人在家吗。)
B: はい、どなたですか? (来了,是哪位?)
A: 山田と申します。鈴木さんにお会いしたいんですが……。 (我叫山田。想拜见铃木先生……)
B: あ、山田さんですか。どうぞ、お入りください。 (啊,是山田先生啊。请进。)
A: 失礼します。突然お邪魔してすみません。 (打扰了。突然来访,不好意思。)
B: いえいえ、どうぞこちらへ。お茶を入れますから。 (哪里哪里,请到这边来。我去泡茶。)
【練習のポイント】
- 「ごめんください」有人在家吗/对不起(敲门时)
- 「~と申します」我叫……(自谦语)
- 「お会いする」拜见、见面(自谦语)
- 「お入りください」请进
- 「失礼します」打扰了/告辞了
- 「お茶を入れる」泡茶
場面:心配する・気遣う
【会話文】
A: どうしたんですか? 顔色が悪いですよ。 (怎么了?你脸色不好啊。)
B: あ、大丈夫です。ちょっと頭が痛いだけです。 (啊,没事。只是有点头疼。)
A: それはいけませんね。早く帰って休んだほうがいいですよ。 (那可不行。还是早点回去休息比较好。)
B: でも、まだ仕事が終わっていないんです。 (但是,工作还没做完。)
A: 無理しないでくださいよ。私が手伝いますから。 (请别太勉强。我来帮你吧。)
B: すみません……。ありがとうございます。 (不好意思……。谢谢你。)
【練習のポイント】
- 「顔色が悪い」脸色不好
- 「それはいけませんね」那可不行啊
- 「~たほうがいい」还是……比较好
- 「無理しないで」别太勉强
- 「手伝う」帮忙
7. 小テスト(课后小测)
問題1
「天井」の読み方はどれですか?
- A. てんじょう
- B. てんてい
- C. あめざら
- D. まるやね
答え:A
問題2
「不審」の意味はどれですか?
- A. 不思議
- B. あやしい、疑わしい
- C. 分からない
- D. 不安だ
答え:B
問題3
「名取の身を案じた」の「案じる」の意味は?
- A. 考える
- B. 相談する
- C. 心配する、気がかりである
- D. 計画する
答え:C
問題4
「度々」の読み方はどれですか?
- A. どど
- B. たびたび
- C. とうとう
- D. たいたい
答え:B
問題5
「かつて使役していた」の「かつて」と同じ意味のものはどれ?
- A. かつてない大事件
- B. かつてここにはお寺があった
- C. いつか勝つときが来る
- D. 且つ、これも必要だ
答え:B
解説:どちらも「以前、かつては」の意味です。
問題6
次の文の空欄に入るのに最も適切なものはどれ? 「先生の教え___、勉強を進めています。」
- A. にしたがって
- B. にしても
- C. にしては
- D. にさせて
答え:A
問題7
「祓い屋」の読み方はどれですか?
- A. はらいや
- B. ばらいや
- C. はらうしょ
- D. ふついや
答え:A
問題8
「師匠ともいえる」の「といえる」の意味は?
- A. と言った
- B. と言えるほど、~と呼べる
- C. と言うかもしれない
- D. と言うはずだ
答え:B
8. コラム(拓展阅读)
「式神」と日本の陰陽道文化
本話に登場する「式神(しきがみ)」は、日本の陰陽道や民俗信仰に登場する、術者に使役される存在です。
式神とは?
式神とは、陰陽師が呪術によって使い役として従える神霊・妖怪のことです。『日本書紀』にも、呪術者が式神を使ったという記述があります。
代表的な式神としては、陰陽師・安倍晴明(あべのせいめい)が使ったとされる「十二神将(じゅうにしんしょう)」が有名です。
「紙人形」の文化
本話で名取が使っている「紙人形(かみにんぎょう)」も、陰陽道の道具の一つです。
- 形代(かたしろ):人の形をした紙や藁で作った人形。災いをうつしたり、悪霊を封じたりするのに使われる。
- 藁人形(わらにんぎょう):藁で作った人形。呪いや祈願に使われるイメージが強い。
- 雛人形(ひなにんぎょう):女の子の健やかな成長を願う祭りの人形。もともとは災いを移す「形代」の意味があった。
祓い屋と陰陽師
日本の呪術文化には、「祓い屋」「陰陽師」「祈祷師」など、さまざまな種類の術者が存在します。
- 陰陽師(おんみょうじ):律令制下の官人。天文・暦・占いなどを司る。平安時代に最も栄えた。
- 祈祷師(きとうし):神仏に祈りを捧げることを生業とする者。
- 祓い屋(はらいや):祓いや除霊を生業とする者。民間で広く信仰された。
- 修験者(しゅげんじゃ):山に籠もって修行する宗教者。
ことわざクイズ
次のことわざの意味は何でしょう? 「一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)」
答え:どんなに弱く小さな者にも、命があり尊い心がある、という意味。弱者を侮ってはいけないという戒め。
次のエピソード:第5話 縛られしもの