Skip to content

第2話 いつかの庭(曾几何时的庭院)

放送日:2024.10.14難易度:N1冲刺


1. あらすじ(剧情导入)

【日文】

近所きんじょはななえをもらった塔子とうこのために、にわ一角いっかく花壇かだんをつくりはじめる夏目なつめ日々ひび作業さぎょうにいそしむなか作りつくりかけの花壇かだん囲うかこういしがなくなっていること気がきがつく。そのにちよるいし持ち去るもちさる犯人はんにん待ちまち受けるうける夏目なつめまえ現れあらわれたのは、おきなめん付けつけようたち。箱守はこもりりと名乗るなのるようたちは、囲いかこいいし譲っゆずってほしいと、古びふるびはこ中になかにおさまる荒れあれ果てはて箱庭はこにわ屋敷やしき夏目なつめ見せみせた。彼らかれらは、数十年すうじゅうねんぶりに箱屋はこやしき訪れおとずれ神様かみさまのため、荒れあれ果てはてにわ修復しゅうふくして出迎えでむかえたいのだという。こころ動かうごかされた夏目なつめは、箱守はこもりりたちのためにちから貸すかすことにする。ニャンコ先生せんせい巻き込みまきこみながら、小さちいさはこ中のなかのにわを、一所懸命いっしょけんめい手入れていれする夏目なつめ。やがて神様かみさま訪れおとずれにち近づちかづく。

【中文】

为了从邻居那里得到花苗的塔子阿姨,夏目开始在庭院的一角建造花坛。每天忙着作业的过程中,他发现围住花坛的石头不见了。那天晚上,在等待偷走石头的犯人面前出现的,是戴着老爷爷面具的妖怪们。自称「箱守」的妖怪们,希望夏目把围石让给他们,并向夏目展示了收在古老木箱子里的荒芜庭院和宅邸。他们说,为了数十年来第一次造访箱子宅邸的神明,想修复荒废的庭院来迎接。被打动的夏目决定帮助箱守们。在拉上猫咪老师的同时,夏目拼命地打理着小箱子里的庭院。不久神明造访的日子临近了。


2. 核心語彙(核心词汇)

番号単語読み方品詞意味例文
1翳るかげる自五阴沉、朦胧月が雲に翳る。(月亮被云遮住。)
2見据えるみすえる他下一凝视、看准未来を見据える。(看准未来。)
3愛おしいいとおしい可爱、怜爱、疼爱愛おしい孫の顔。(疼爱的孙子的脸。)
4和らぐやわらぐ自五缓和、柔和痛みが和らぐ。(疼痛缓和了。)
5蘇るよみがえる自五苏醒、复苏記憶が蘇る。(记忆复苏。)
6依代よりしろ神灵附身的物体この木は依代になる。(这棵树成为神灵依附之物。)
7待ち受けるまちうける他下一等待、等候試練が待ち受ける。(考验在等待着。)
8紛れるまぎれる自下一混入、混淆人混みに紛れる。(混入人群。)
9見守るみまもる他五注视、守护、守望子どもの成長を見守る。(守护孩子的成长。)
10芽吹くめぶく自五发芽、出芽春に木が芽吹く。(春天树木发芽。)
11朽ちるくちる自上一腐朽、腐烂古い木橋が朽ちる。(古老的木桥腐朽了。)
12嘆くなげく他五/自五叹息、哀叹不幸を嘆く。(哀叹不幸。)
13憐れむあわれむ他五怜悯、同情弱いものを憐れむ。(怜悯弱者。)
14悔しいくやしい悔恨、遗憾負けて悔しい。(输了很不甘心。)
15差し伸べるさしのべる他下一伸出、伸出援手困った人に手を差し伸べる。(向有困难的人伸出援手。)
16懐かしいなつかしい怀念、眷恋故郷が懐かしい。(怀念故乡。)
17淡いあわい淡淡的、微弱的淡い期待を抱く。(抱有淡淡的期待。)
18霊力れいりょく灵力、神通力霊力の強い妖。(灵力强大的妖怪。)
19祀るまつる他五祭祀、供奉神社に神様を祀る。(在神社供奉神明。)
20安らぐやすらぐ自五安心、安乐心が安らぐ場所。(能让内心安宁的地方。)

3. 文法精講(语法精讲)

1. ~おそれがある

【接続】 動詞辞書形/名の + おそれがある 【意味】 有……的危险、恐怕会…… 【例文】

  • 大雨による土砂崩れのおそれがある。(有因大雨引发泥石流的危险。)

【注意点】

  • 用于消极、不好的可能性,书面语。

2. ~せめてもの

【接続】 せめてもの + 名 【意味】 至少的……、最低限度的…… 【例文】

  • せめてもの慰めは、家族がそばにいてくれることだ。(至少的安慰是家人在身边。)

【注意点】

  • 表示最低程度的、聊胜于无的,含无奈语气。

3. ~いかんで/いかんによって

【接続】 名(の)+ いかんで/いかんによって 【意味】 根据……、要看……(如何) 【例文】

  • 結果いかんでは、計画を変更するかもしれない。(根据结果,可能会变更计划。)

【注意点】

  • 表示后项的决定取决于前项的情况,书面语。

4. ~ことなく

【接続】 動詞辞書形 + ことなく 【意味】 不……(就)、没有……地 【例文】

  • 困難に遭っても、あきらめることなく頑張った。(即使遇到困难,也毫不放弃地努力了。)

【注意点】

  • 比~ないで更书面、更正式,语气更强。

5. ~てからというもの

【接続】 動詞て形 + からというもの 【意味】 自从……之后(就一直)…… 【例文】

  • 彼女と付き合ってからというもの、彼は変わった。(自从和她交往之后,他就变了。)

【注意点】

  • 强调自从某时间点之后,状态一直持续着。

6. ~あっての

【接続】 名 + あっての + 名 【意味】 有了……之后才……、因为有……才有…… 【例文】

  • 苦しい時代があっての今の幸せだ。(正因为有了苦难的时代,才有今天的幸福。)

【注意点】

  • 强调前项是后项存在的必要条件,后项多为积极结果。

7. ~にほかならない

【接続】 名/普通形 + にほかならない 【意味】 无非是……、正是……、不外乎 【例文】

  • 彼の成功は、日頃の努力の賜物にほかならない。(他的成功无非是平日努力的结晶。)

【注意点】

  • 表示强烈的断定,不是别的正是……,书面语。

8. ~ざるをえない

【接続】 動詞ない形 + ざるをえない(する→せざるをえない) 【意味】 不得不……、不能不…… 【例文】

  • 証拠があるので、彼が犯人だと認めざるをえない。(因为有证据,不得不承认他是犯人。)

【注意点】

  • 表示虽然不情愿但不得不做,书面语,N1重点语法。

4. 名言・名セリフ(经典台词)

セリフ1

【原文】 人と妖の間には、越えられない壁があるのかもしれない。だけど、心でつながることはできる。

【訳】 人与妖之间,或许有着无法跨越的壁垒。但是,心是可以相连的。

【文法解説】 「~のかもしれない」表推测;「だけど」表转折;「つながる」是N1词汇。


セリフ2

【原文】 長い時間が過ぎても、忘れられない想いというものがある。

【訳】 即使经过了漫长的时间,也有无法忘怀的思念。

【文法解説】 「~ても」表让步;「忘れられない」是可能形;「というものがある」表有这样的东西。


セリフ3

【原文】 名前はその人の本質そのものだ。名前を知ることは、その人を知ることに等しい。

【訳】 名字就是那个人的本质本身。知晓名字,等同于知晓那个人。

【文法解説】 「そのもの」表本身;「~に等しい」表等同于;「こと」名词化。


セリフ4

【原文】 私には、守らなければならないものがある。たとえそれがどんなに困難であっても。

【訳】 我有必须守护的东西。无论那有多么困难。

【文法解説】 「~なければならない」表必须;「たとえ~ても」是N1语法,即使……也。


セリフ5

【原文】 さよならはいつも突然に。だけど、またいつか会えると信じている。

【訳】 离别总是突如其来。但是,我相信总有一天还会相见。

【文法解説】 「いつも突然に」=总是突然;「だけど」表转折;「~と信じている」表相信。


セリフ6

【原文】 夢のような時間は、いつか終わりが来るものだ。だけど、その記憶はずっと心に残る。

【訳】 如梦般的时光,总有一天会结束。但是,那份记忆会一直留在心中。

【文法解説】 「~ような」表比喻;「いつか」表总有一天;「心に残る」惯用句,留在心中。


セリフ7

【原文】 孤独は辛いけれど、大切な人ができれば、それだけで十分だ。

【訳】 虽然孤独很痛苦,但如果有了重要的人,仅此就足够了。

【文法解説】 「~けれど」表转折;「~できれば」表假定;「それだけで十分だ」表仅此就足够了。


セリフ8

【原文】 手を伸ばせば届く距離にいるのに、なぜか遠く感じる。そんな時もあるものだ。

【訳】 明明就在伸手可及的距离,却不知为何感觉遥远。也有这样的时候。

【文法解説】 「手を伸ばす」惯用句;「のに」表逆接;「~ものだ」表感叹。


5. 聴解練習(听力练习)

以下は本編の内容に関する質問です。音声を聞いて、正しい答えを選んでください。

質問1:第一話で、夏目は妖から何をもらいましたか。

A. 不思議な灰 B. 古いお皿 C. 妖の粉 D. 金色の櫛

答えと解説 **答え:A** 夏目は名を返した妖から礼として「不思議な力を持つ灰」を譲り受けました。

質問2:ミニチュアのニャンコ先生の置物の正体は何ですか。

A. 猫の霊 B. 仏像の破片の妖 C. 子供のおもちゃ D. 灰の精

答えと解説 **答え:B** 置物に宿っていたのは、かつて仏像の破片だったという妖です。

質問3:田沼はどこで何者かと目が合ったと言っていますか。

A. 庭で B. 押入れの奥で C. 屋根の上で D. 廊下で

答えと解説 **答え:B** 田沼は「押入れの奥で何者かと目が合った」と言っています。

質問4:ミニニャンコ先生は最後にどこへ行きましたか。

A. 森の中へ B. 本来の場所へ帰った C. 川の底へ D. 空へ飛び去った

答えと解説 **答え:B** ミニニャンコ先生は本来の場所へ帰るため、夏目たちの家を去りました。

6. 会話練習(口语练习)

本集の場面を参考に、以下の会話を音読してみましょう。自然なイントネーションとリズムを意識して練習してください。

夏目:ニャンコ先生、この灰、本当に不思議な力があるんですか。     猫咪老师,这个灰真的有不可思议的力量吗?

ニャンコ先生:ああ、妖の言うことだからな。嘘をついて得はないだろう。     嗯,毕竟是妖怪说的话。撒谎也没什么好处吧。

夏目:じゃあ、これで何か作ってみましょうよ。せっかくもらったんだし。     那我们用这个做点什么吧。好不容易拿到的。

ニャンコ先生:よし、俺の置物を作るのだ!立派なものにしろよ。     好,做我的摆件!要做个气派的啊。

夏目:わかりましたよ。でも、そんなに大きくはできないかも。     知道啦。但是,可能做不了那么大。

ニャンコ先生:ふん、まあ、手のひらサイズでも仕方ない。早く作れ。     哼,算了,手掌大小也没办法。快点做。

練習のポイント:

  • 夏目の話し方:柔らかく丁寧な口調、遠慮がちな表現に注意
  • ニャンコ先生の話し方:少し大げさで、時に生意気な口調を真似してみる
  • 感情の起伏:喜び、悲しみ、驚きなど、場面に合わせてトーンを変える

7. 確認テスト(课后小测)

次の質問に答えて、学習した内容を確認しましょう。(全10問)

問題1:「愁う」の読み方は次のどれですか。

A. かなう B. うれう C. なやむ D. くるう

答えと解説 **答え:B** 「愁う(うれう)」は「心配する、悲しむ」という意味のN1語彙です。

問題2:「依代」の読み方と意味はどれですか。

A. いだい/代理人 B. よりしろ/神霊が宿るもの C. いよう/言い伝え D. えだい/縁談

答えと解説 **答え:B** 「依代(よりしろ)」は「神霊などが一時的に宿る対象物」のことです。

問題3:「~ざるをえない」の意味はどれですか。

A. ~する必要はない B. ~しなければならない C. ~するつもりはない D. ~してもよい

答えと解説 **答え:B** 「~ざるをえない」は「やむをえず~する、しなければならない」という意味のN1文法です。

問題4:「かつて」の意味はどれですか。

A. 今でも B. かならず C. 以前は、かって D. すぐに

答えと解説 **答え:C** 「かつて」は「以前、過去に」という意味の副詞です。

問題5:「経緯」の読み方はどれですか。

A. けいい B. きょうい C. けいわ D. きんかん

答えと解説 **答え:A** 「経緯(けいい)」は「物事の経過、いきさつ」という意味のN1語彙です。

問題6:「~おそれがある」の使い方として正しいのはどれですか。

A. この薬を飲めば、治るおそれがある。 B. 明日は晴れるおそれがある。 C. 大雨で土砂崩れのおそれがある。 D. 成功するおそれがあるので、頑張ろう。

答えと解説 **答え:C** 「~おそれがある」は「悪い結果になる可能性がある」という意味で、悪いことにしか使いません。

問題7:「たどり着く」の意味はどれですか。

A. すぐに到着する B. 困難を経てようやく到着する C. 途中で引き返す D. 何度も行く

答えと解説 **答え:B** 「たどり着く」は「苦労しながら、ようやく目的の場所に着く」という意味です。

問題8:「せめて」の意味はどれですか。

A. 必ず B. せっかく C. 少なくとも D. すくなくとも

答えと解説 **答え:C** 「せめて」は「最低でも、少なくとも」という意味で、希望の最低ラインを表します。

問題9:「~きらいがある」の意味はどれですか。

A. ~が好きだ B. ~する傾向がある C. ~が嫌いだ D. ~を恐れている

答えと解説 **答え:B** 「~きらいがある」は「~という傾向がある」という意味で、多くの場合悪い傾向に使います。

問題10:「~にほかならない」の意味はどれですか。

A. ~以外にもある B. ~に違いない C. まさに~である D. ~とは限らない

答えと解説 **答え:C** 「~にほかならない」は「まさに~だ、~以外の何ものでもない」という強い断定を表すN1文法です。

8. コラム(拓展阅读)

🎌 「祓い屋」と日本の呪術文化("除妖师"与日本的咒术文化)

【日本語】

「祓い屋」とは、人に取り憑いたり悪さをしたりする妖霊を祓(はら)う職業の人々のことです。日本には古くから、「祓(はらえ)」という儀式があり、心身の穢れ(けがれ)を清め、災いを除くために行われてきました。

神道では、人は死や病気、血などに触れると「穢れる」と考えられてきました。この穢れを取り除くのが「祓」の儀式であり、現在でも神社の重要な儀式の一つとなっています。

「夏目友人帳」に登場する名取周一や的場静司は、こうした呪術文化を背景にしたキャラクターです。ただし彼らは「祓い屋」として、ただ妖を祓うだけでなく、人と妖の間に立ち、それぞれの正義や信念を持って行動しています。

日本の歴史の中で、「祓い」は宮廷や神社で行われる公的なものから、民間で行われる民間信仰に至るまで、多様な形で発展してきました。陰陽師(おんみょうじ)もその流れの中にあり、安倍晴明のような伝説的な陰陽師の物語は、今でも多くの作品に影響を与えています。

【中文】

所谓"除妖师",是指驱除附身或作恶的妖灵的职业人士。日本自古以来就有"祓"这种仪式,用于清净身心的污秽、祛除灾祸。

在神道中,人们认为接触死亡、疾病、血等事物就会被"污秽"。去除这种污秽的就是"祓"的仪式,至今仍是神社的重要仪式之一。

《夏目友人帐》中登场的名取周一和的场静司,就是以这种咒术文化为背景的角色。不过他们作为"除妖师",不仅仅是驱除妖怪,而是站在人与妖怪之间,秉持着各自的正义和信念行动。

在日本历史中,"祓"从宫廷和神社进行的官方仪式,到民间信仰中的各种形式,以多样化的方式发展着。阴阳师也在这一脉络之中,安倍晴明等传说级阴阳师的故事至今仍影响着众多作品。

跟着动漫学日语